大型のヒラマサが御蔵島で出てるようなので龍正丸に予約をした
その時点では３名だったので泳ガセが出来ると期待した、しかし
前日の夜７時に出船の確認をしたときには１２名になっていた。
（何処の船宿も前日の予約が多いようだ）
とても泳ガセの出来る状況ではないと判断し、用意した大道具は
持って行かないことにした。なにしろ様子の解からない釣行なの
で想像で「こんなものだろう」といった道具仕立てで出かけました。
内藤さんと中間さん宅で合流し下田へ．．．途中で「幻」と冷凍の
ヤリイカを買い「新鮮組」で朝飯のおにぎりを買って龍正丸へ。
想像していたより小さい船でがっかりした。釣座をどうやって決め
るのか解からなかったので、かなり早めに到着したのにキーパー
を取りつけられない。暫くすると右の艫にキーパーをセットする客
がいるので釣座を決めるのはどうなってるのか尋ねたら「空いてる
所に決めれば良い」とのことで慌てて船に乗ったが既に右は胴の
間しか無いので左のミヨシにセット、隣に内藤さん、となった。
ゆったりと寝られる状況ではない船で４時間で左に御蔵島が見え
て１０分くらい走りポイントに到着、「１５分後に投入を始めるよー」
との船長のアナウンスがあり、ジャンボのプラカゴに鰯のミンチの
コマセハリス２８号ｘ５ｍで投入開始。
餌の真空パックのさんまが配られたが誰も使っていない、多分、
魚が食わないと知っているようだ。イカを餌にして何度も手返しを
した。釣れるのはサバばかり。いつものようにリリース？していたが
船長が「サバは後で餌さに使うから桶に入れといてー」とアナウンス
、突き出しで２人がルアーをやってる若者にサバが入れ食いで、餌
は充分に確保が出来たので、泳がせをやってみた。内藤さんのコマ
セ釣りに小さめのサバが釣れたのでそれを餌に投入
暫くするとピクピクと動き始めた「本命が近くに来たぞ」とワクワク竿
先がグッグッと下がり始めた！「食ってくれ」と祈るような気持ちで待
った．．．竿先が３倍も大きく下がったので大きくアワセをくれてやっ
た!・・・針がかりを信じた．．しかし、竿先はピクッと水平になってしま
った。”残念！でした、またどうぞ”です。
餌は無く針だけがむなしく手元に戻って来た。同じようなことを始め
てのヒラメ釣りでやったのも記憶に新しい。磯釣のくせがまだ抜けな
いようだ。この経験は次回の釣行にはいかせると思う。
始めての御蔵島遠征はその他に色々と勉強になることが多かった。

　　　　　 タックル

　　　　　竿　アリゲータ　ヒラマサ　２３５　（錘負荷１２０−１５０）
　　　　　リール　シマノ　電動丸　４０００ＸＨ
　　　　　道糸　１０号
　　　　　ハリス　２８号　ｘ　５ｍ
　　　　　コマセカゴ　１２０号　ジャンボ
　　　　　針　ヒラマサ　１６号
　　　　　＊＊＊　泳がせ仕掛　＊＊＊
　　　　　幹糸　５０号
　　　　　ハリス　３０号　ｘ　２ｍ
　　　　　錘　２００号
　　　　　針　Ｂｉｇ　Ｏｎｅ